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三省製薬

三省製薬公式HPキャプチャ
※引用元:三省製薬公式HP(https://www.sansho-pharma.com/)

ここでは化粧品用微生物の培養受託を行っている三省製薬について、特徴や強みを紹介しています。設備や事例についても紹介していますので、ぜひお役立てください。


目次
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三省製薬が対応している微生物

三省製薬では以下の微生物に対応しています。

三省製薬の特徴

開発からOEM・ODMまで幅広く対応

成分開発から製品開発までを手掛けることができる、国内でも数少ない化粧品メーカーの三省製薬。人の肌を使った試験を何度も行うなど、安全性に配慮した製品を開発・生産しており、培養受託サービスでは、微生物、植物、海産物といった化粧品の原材料の製造から、自社化粧品のOEM・ODMまで幅広く対応。美容成分の開発元ならではの提案も含めた相談が可能です。

130種類(※)を超える独自成分を開発

三省製薬は、成分開発から製品化までを手掛けることができる国内でも数少ない化粧品メーカーです。前身である陣内三省堂薬局の設立は1887年に遡るなど長い歴史を誇り、医薬部外品の美白有効成分の承認第1号である「コウジ酸」(※1)を始めとして、130種類(※2)を超える独自成分を開発してきた実績が自慢です。

※1参照元:三省製薬公式HP (https://www.sansho-pharma.com/about/history/)
※2参照元:三省製薬公式HP (https://www.sansho-pharma.com/about/strength/)

また、豊富なノウハウと高い技術力を有していることから、大手化粧品メーカーを始めとして年間で約60社(※)と取引するなど、実績も豊富です。

※参照元:三省製薬公式HP (https://www.sansho-pharma.com/about/strength/)(2023年10月27日時点)

化粧品開発における技術力の高さや、対応の柔軟性から、成分開発からOEM生産まで一貫してサポートしてほしい場合におすすめの会社と言えます。

各工程での品質チェック

三省製薬では、原料・資材受入検査からバルク検査、出荷前検査など各工程で検査を実施。一連の検査をクリアし、最終検査に合格した製品のみが顧客の元に届くよう、安全性担保のための工夫がなされています。


以下のページでは、「食品用」「医薬品用」「化粧品用」と、微生物培養を3つの目的に分け、それぞれの分野で強みを持つ受託会社を紹介しています。 目的に合う受託会社を探す際、ぜひ参考にしてみてください。

三省製薬の対応事例

公式HPに記載がありませんでした。

三省製薬の設備・技術

成分開発から製品開発までを手掛けることが出来る三省製薬。130種類を超える独自成分を開発してきた実績を誇るなど、化学開発に関する高い技術力を保有している一方、皮膚科学に関する技術も有しており、三次元培養皮膚モデルを用いての安全性試験の受託も行っています。

培養槽 50L、200L、2t、3t
設備 真空乳化機(25l~400l)、攪拌タンク(10~2,600kg)、危険物製造用防爆タンク(440~1,800kg)、UPLC、HPLC、GC、恒温器、菌試験設備、IR
技術 独自成分の開発、培養後の精製受託

三省製薬の依頼~製造までの流れ

製品のOEM・ODMの場合

  1. ヒアリング
  2. 企画の提案
  3. 試作・サンプル提出
  4. 製品評価
  5. 薬事申請
  6. 製造
  7. 納品

原材料のOEM・ODMの場合

  1. 開発の方向性を確認
  2. 製造方法の検討
  3. 評価
  4. 薬事申請
  5. 製造
  6. 納品

三省製薬の会社概要

会社名 三省製薬株式会社
本社所在地 福岡県大野城市大池2-26-7
電話番号 092-503-1183
公式HP https://www.sansho-pharma.com/

増加するハラール需要…
微生物培養受託会社の
取り組みや設備を特集!

工場の写真
※写真提供:池田糖化工業

食品事業で110年超の実績を誇る老舗メーカーが"ハラール専用"工場を稼働予定。
ハラール認証を目指す企業に向けた取り組みや充実の設備を紹介します。

 
培養目的別に探す「微生物 培養受託」会社3選

ここでは、「目的に応じた強み」「対応の柔軟性」「一貫した生産体制」の3つのポイントを基準として選定した、微生物培養の受託会社を紹介。

2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社から、食品用や医薬品、化粧品の目的別に選定した3社を紹介します。

「食品用」なら
池田糖化工業
池田糖化工業
引用元:池田糖化工業公式HP(https://www.ikedatohka.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • 麹菌
「食品用微生物」培養受託会社
としての強み

食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、長年培ってきたバイオ技術を活かし各種食品用微生物の培養に対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。

対応の柔軟性

製造条件の検討段階でも受託でき、研究開発スタッフによる提案が受けられます。

また、試作の相談も可能で、納得できるまで改良に応じてくれるなど、要望に応じて柔軟な対応をしてくれます。

培養から加工まで
一貫したサービス
「医薬品用」なら
神戸天然物化学
神戸天然物化学
引用元:神戸天然物化学公式HP(https://www.kncweb.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 大腸菌
  • 放線菌
  • カビ
  • 酵母
「医薬品微生物」培養受託会社
としての強み

有機化学品の研究開発企業として、創薬の研究からプロセス開発、商品化までの全てのステージを支援しています。
培地や培養方法といった培養条件を提案するなど柔軟に対応。

対応の柔軟性

培養条件が決まっていなくても、神戸天然物化学から提案が可能です。また、最大5,000Lまでスケールアップができるのも強み。

精製技術など様々な技術を統合して、独自の知見から幅広い要望に応える体制を構築しています。

培養から加工まで
一貫したサービス
「化粧品用」なら
三省製薬
三省製薬
引用元:三省製薬公式HP(https://www.sansho-pharma.com/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • 酵母
  • 担子菌
  • 麹菌
「化粧品微生物」培養受託会社
としての強み

60年以上にわたる、皮膚科学に基づく美容成分の研究で培った開発力と製薬技術を活かし、化粧品の製造から販売を行っています。
OEM・ODMまで幅広く相談が可能です。

対応の柔軟性

植物や微生物など、さまざまな素材からの化粧品原料開発が可能です。

また、小ロットの依頼やオリジナル化粧品原料の開発から生産まで、幅広く対応できます。

培養から加工まで
一貫したサービス
 

選定条件:2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社を次のポイントで精査しています。

①目的に応じた強みがあるか
②対応の柔軟性
③OEMなど一貫したサービスを提供しているか

上記すべての条件を満たす会社のうち、以下の目的別に3社を選定しました。
・「食品用」の微生物培養:池田糖化工業・・・食品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、食品事業として最も創業が古く歴史が長い。
・「医薬品」の微生物培養:神戸天然物化学・・・・医薬品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で唯一、創薬研究からプロセス開発研究、医薬品のGMP製造まで、創薬の全工程において対応している。
・「化粧品」の微生物培養:三省製薬・・・化粧品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、唯一原料開発からOEM生産まで一貫してサポートしている。