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オーピーバイオファクトリー

オーピーバイオファクトリー公式HPキャプチャ
※引用元:オーピーバイオファクトリー公式HP(https://opbio.com/)

生物資源を活用したビジネスを展開する、オーピーバイオファクトリー。化合物探索受託事業や物質生産・原料供給事業など、人の暮らしを豊かにするサービスを提供しています。ここでは、物質生産・原料供給事業の特徴や強み、対応事例などを紹介します。

目次
目次

オーピーバイオファクトリーが対応している微生物

オーピーバイオファクトリーの特徴

フォトバイオリアクター方式で大量培養に成功

フォトバイオリアクターを用いて、微細藻類パブロバの大量培養に成功しています。フォトバイオリアクターは、うるま市にある研究所の敷地内に設置されており、沖縄のミネラル豊富な天然海水と太陽光を利用して生産。光エネルギーで安心安全に生産されており、外気との接触がないため異物混入の心配もありません。

この方式で商業生産しているのは、国内ではオーピーバイオファクトリーのみ。フォトバイオリアクターにはLEDも設置されているので、自然光と人工光のハイブリット方式での培養も可能です。温度調節装置も設置されているので、季節を問わず安定した培養が実現できます。

充実した機器・設備

オーピーバイオファクトリーはうるま市に「沖縄ライフサイエンス研究センター(LSC)」と「沖縄バイオ産業振興センター」があり、実験室を構えています。

共通機器として、振とう機やハイスループットエバポレーター、⾼速液体クロマトグラフィなど、培養に関連する機器を70種類以上そろえています。

充実した設備によって、幅広いニーズに応えることが可能です。

高度な技術で海洋生物資源を収集

各地の海を知り尽くした地元の漁業者とのネットワークや大学との共同研究によって、日本各地で通う生物資源を収集。独自性の高い天然素材を採集しています。海洋調査会社で培った技術を活かして、要望に基づいた資源の収集も行っています。

「特定の物質を含む貝」といった指定も可能。抽出物や微生物の分離資源として利用できます。海洋生物資源収集は法令を遵守して行われているため、安心して利用できます。

以下のページでは、「食品用」「医薬品用」「化粧品用」と、微生物培養を3つの目的に分け、それぞれの分野で強みを持つ受託会社を紹介しています。 目的に合う受託会社を探す際、ぜひ参考にしてみてください。

目的別に
微生物培養受託会社を探す

オーピーバイオファクトリーの対応事例

公式HPに記載がありませんでした。

オーピーバイオファクトリーの設備・技術

微細藻類の大量培養に対応している、オーピーバイオファクトリー。大量培養が困難だったパブロバを、フォトバイオリアクター方式を採用することで高密度大量培養に成功しました。充実した設備と恵まれた環境がそろっており、天候に左右されずに迅速に増殖させることが可能です。パブロバを使ったサプリメントの商品化にも成功しています。

培養槽 記載なし
設備 振とう機、特注ドラフト、ハイスループットエバポレーター、⾼速液体クロマトグラフィー、天然物サンプル抽出⽤全⾃動HPLCおよび
SPEコンビネーションシステム(SEPBOX)など
技術 海洋生物資源の収集、生物資源ライブラリーの提供、スクリーニングサービス、商業生産に向けた原料生産など

オーピーバイオファクトリーの依頼~製造までの流れ

  1. お問い合わせ:ホームページより問い合わせ。24時間以内にメールが届かない場合は、迷惑フォルダを確認してみてください。
  2. 打ち合わせ:目的や内容を聞き、実施の可否判定や方法を提案します。計画概要を作成し概算の見積もりとともに提出します。
  3. 契約書・見積もり:内容に合意されたら、契約書と見積もりを提出します。契約を締結して、発注となります。
  4. 報告:試験結果を報告書にまとめて報告されます。
  5. 納品:成果品と最終報告書が納品されます。
  6. 報告:完了書類を送付して、完了です。

オーピーバイオファクトリーの会社概要

会社名 オーピーバイオファクトリー株式会社
本社所在地 沖縄県うるま市州崎5番8
電話番号 記載なし
公式HP https://opbio.com/

増加するハラール需要…
微生物培養受託会社の
取り組みや設備を特集!

工場の写真
※写真提供:池田糖化工業

食品事業で110年超の実績を誇る老舗メーカーが"ハラール専用"工場を稼働予定。
ハラール認証を目指す企業に向けた取り組みや充実の設備を紹介します。

 
培養目的別に探す「微生物 培養受託」会社3選

ここでは、「目的に応じた強み」「対応の柔軟性」「一貫した生産体制」の3つのポイントを基準として選定した、微生物培養の受託会社を紹介。

2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社から、食品用や医薬品、化粧品の目的別に選定した3社を紹介します。

「食品用」なら
池田糖化工業
池田糖化工業
引用元:池田糖化工業公式HP(https://www.ikedatohka.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • 麹菌
「食品用微生物」培養受託会社
としての強み

食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、長年培ってきたバイオ技術を活かし各種食品用微生物の培養に対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。

対応の柔軟性

製造条件の検討段階でも受託でき、研究開発スタッフによる提案が受けられます。

また、試作の相談も可能で、納得できるまで改良に応じてくれるなど、要望に応じて柔軟な対応をしてくれます。

培養から加工まで
一貫したサービス
「医薬品用」なら
神戸天然物化学
神戸天然物化学
引用元:神戸天然物化学公式HP(https://www.kncweb.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 大腸菌
  • 放線菌
  • カビ
  • 酵母
「医薬品微生物」培養受託会社
としての強み

有機化学品の研究開発企業として、創薬の研究からプロセス開発、商品化までの全てのステージを支援しています。
培地や培養方法といった培養条件を提案するなど柔軟に対応。

対応の柔軟性

培養条件が決まっていなくても、神戸天然物化学から提案が可能です。また、最大5,000Lまでスケールアップができるのも強み。

精製技術など様々な技術を統合して、独自の知見から幅広い要望に応える体制を構築しています。

培養から加工まで
一貫したサービス
「化粧品用」なら
三省製薬
三省製薬
引用元:三省製薬公式HP(https://www.sansho-pharma.com/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • 酵母
  • 担子菌
  • 麹菌
「化粧品微生物」培養受託会社
としての強み

60年以上にわたる、皮膚科学に基づく美容成分の研究で培った開発力と製薬技術を活かし、化粧品の製造から販売を行っています。
OEM・ODMまで幅広く相談が可能です。

対応の柔軟性

植物や微生物など、さまざまな素材からの化粧品原料開発が可能です。

また、小ロットの依頼やオリジナル化粧品原料の開発から生産まで、幅広く対応できます。

培養から加工まで
一貫したサービス
 

選定条件:2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社を次のポイントで精査しています。

①目的に応じた強みがあるか
②対応の柔軟性
③OEMなど一貫したサービスを提供しているか

上記すべての条件を満たす会社のうち、以下の目的別に3社を選定しました。
・「食品用」の微生物培養:池田糖化工業・・・食品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、食品事業として最も創業が古く歴史が長い。
・「医薬品」の微生物培養:神戸天然物化学・・・・医薬品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で唯一、創薬研究からプロセス開発研究、医薬品のGMP製造まで、創薬の全工程において対応している。
・「化粧品」の微生物培養:三省製薬・・・化粧品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、唯一原料開発からOEM生産まで一貫してサポートしている。