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沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター公式HP
※引用元:沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター公式HP(https://www.ohbic.jp/)

微生物の培養受託を行っている沖縄健康バイオテクノロジー 研究開発センターについて、特徴や強みを紹介しています。設備や事例についても紹介していますので、目的に合った受託会社を探す際、ぜひお役立てください。


目次
目次

沖縄健康バイオテクノロジー 研究開発センターが
対応している微生物

沖縄健康バイオテクノロジー 研究開発センターでは以下の微生物に対応しています。

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの特徴

バイオ関連事業を展開する企業向けのインキュベート施設

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターは、沖縄県がうるま市で運営するバイオ関連事業者向けのインキュベート施設です。

それぞれ地上2階・計3棟の施設に2023年9月現在で計14の企業が入居しており、その中には沖縄県内の企業はもちろん、県外の企業も数多く含まれます。90~600Lのジャーファーメンターから1000Lの大量培養にも対応できる設備を有しており、近隣の沖縄県工業技術センターや沖縄科学技術研究交流センターと共に、沖縄県を代表するバイオ関連研究施設の一つです。

粉末加工やレトルト加工なども受託

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターでは、入居企業でなくても培養受託サービスが利用可能。酵母や乳酸菌などを、pHや溶存酵素の調整等をモニタリングしながら培養でき、小ロット試作や製品開発に利用できます。

また、沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターでは、食品や農水産物の乾燥加工・粉末加工・レトルト加工の受託サービスも行っています。これらのサービスも、入居企業でなくても利用可能です。


以下のページでは、「食品用」「医薬品用」「化粧品用」と、微生物培養を3つの目的に分け、それぞれの分野で強みを持つ受託会社を紹介しています。 目的に合う受託会社を探す際、ぜひ参考にしてみてください。

目的別に
微生物培養受託会社を探す

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの対応事例

公式HPに記載がありませんでした。

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの設備・技術

沖縄県外の企業も使用するインキュベート施設だけあって、豊富な設備を備えています。

培養槽 90L・600L・1000L
設備

実証設備:実証棟凍結乾燥機、小型凍結乾燥機、送風定温乾燥機、低温乾燥機(減圧乾燥機)、回転ドラム乾燥機、粗粉砕機、微粒粉砕機、粉砕機(気流式粉砕機)、滅菌装置(レトルト殺菌装置)、粉粒体殺菌装置、超高温液体加熱処理装置、急速冷凍装置、乳化分散機、ニーダー、打錠試験機、顆粒機、充填包装機、液体充填機、粉末自動充填機、ジャーファーメンター(90L・600L)、培養タンク(1000L)、ドラム式製麹装置、ディスク型遠心分離機、X線異物検出器

分析装置:核磁気共鳴装置、タンデム型質量分析装置、液体クロマト四重極質畳分析装置、飛行時間型タンデム質量分析装置、GC-質量分析装置、超高速液体クロマトグラフ、高速液体クロマトグラフ、光散乱検出高速液体クロマトグラフ、アミノ酸分析装置、分取高速液体クロマトグラフ、キャピラリー型電気泳動装置、自動細胞解析装置、蛍光マイクロプレートリーダー、DNAシーケンサー、蛍光イメージスキャナー、バイオアナライザー、リアルタイムPCR、可視・紫外分光光度計、超微量分光計、蛍光分光光度計、FT-赤外分光光度計、円二色性分散計、旋光計、蛍光顕微鏡、走査型電子顕微鏡、レオメーター、水分活性装置、試験研究用凍結乾燥機

技術 減圧乾燥(低温乾燥)、凍結乾燥、粗粉砕、微粒粉砕、レトルト加工 など

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの
依頼から製造までの流れ

  1. 事前相談
  2. 見積り
  3. スケジュール確認
  4. 受託加工の実施
  5. 支払い

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの概要

運営元 沖縄県
所在地 沖縄県うるま市州崎12-75
電話番号 098-934-8435
URL https://www.ohbic.jp/

増加するハラール需要…
微生物培養受託会社の
取り組みや設備を特集!

工場の写真
※写真提供:池田糖化工業

食品事業で110年超の実績を誇る老舗メーカーが"ハラール専用"工場を稼働予定。
ハラール認証を目指す企業に向けた取り組みや充実の設備を紹介します。

 
培養目的別に探す「微生物 培養受託」会社3選

ここでは、「目的に応じた強み」「対応の柔軟性」「一貫した生産体制」の3つのポイントを基準として選定した、微生物培養の受託会社を紹介。

2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社から、食品用や医薬品、化粧品の目的別に選定した3社を紹介します。

「食品用」なら
池田糖化工業
池田糖化工業
引用元:池田糖化工業公式HP(https://www.ikedatohka.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • 麹菌
「食品用微生物」培養受託会社
としての強み

食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、長年培ってきたバイオ技術を活かし各種食品用微生物の培養に対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。

対応の柔軟性

製造条件の検討段階でも受託でき、研究開発スタッフによる提案が受けられます。

また、試作の相談も可能で、納得できるまで改良に応じてくれるなど、要望に応じて柔軟な対応をしてくれます。

培養から加工まで
一貫したサービス
「医薬品用」なら
神戸天然物化学
神戸天然物化学
引用元:神戸天然物化学公式HP(https://www.kncweb.co.jp/)
代表的な取り扱い微生物
  • 大腸菌
  • 放線菌
  • カビ
  • 酵母
「医薬品微生物」培養受託会社
としての強み

有機化学品の研究開発企業として、創薬の研究からプロセス開発、商品化までの全てのステージを支援しています。
培地や培養方法といった培養条件を提案するなど柔軟に対応。

対応の柔軟性

培養条件が決まっていなくても、神戸天然物化学から提案が可能です。また、最大5,000Lまでスケールアップができるのも強み。

精製技術など様々な技術を統合して、独自の知見から幅広い要望に応える体制を構築しています。

培養から加工まで
一貫したサービス
「化粧品用」なら
三省製薬
三省製薬
引用元:三省製薬公式HP(https://www.sansho-pharma.com/)
代表的な取り扱い微生物
  • 乳酸菌
  • 酵母
  • 担子菌
  • 麹菌
「化粧品微生物」培養受託会社
としての強み

60年以上にわたる、皮膚科学に基づく美容成分の研究で培った開発力と製薬技術を活かし、化粧品の製造から販売を行っています。
OEM・ODMまで幅広く相談が可能です。

対応の柔軟性

植物や微生物など、さまざまな素材からの化粧品原料開発が可能です。

また、小ロットの依頼やオリジナル化粧品原料の開発から生産まで、幅広く対応できます。

培養から加工まで
一貫したサービス
 

選定条件:2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社を次のポイントで精査しています。

①目的に応じた強みがあるか
②対応の柔軟性
③OEMなど一貫したサービスを提供しているか

上記すべての条件を満たす会社のうち、以下の目的別に3社を選定しました。
・「食品用」の微生物培養:池田糖化工業・・・食品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、食品事業として最も創業が古く歴史が長い。
・「医薬品」の微生物培養:神戸天然物化学・・・・医薬品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で唯一、創薬研究からプロセス開発研究、医薬品のGMP製造まで、創薬の全工程において対応している。
・「化粧品」の微生物培養:三省製薬・・・化粧品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、唯一原料開発からOEM生産まで一貫してサポートしている。