としての強み
食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、長年培ってきたバイオ技術を活かし各種食品用微生物の培養に対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。
バイオ関連の研究機関・企業が集積している沖縄にある、沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター。県内の関連産業の発展を図るために、企業のサポートを行っています。ここでは、沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターの特徴や強み、研究開発センターの対応事例など、気になる情報を詳しく解説しています。
沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターは「管理棟」「研究棟」「実証棟」の3つの塔で成り立つ研究開発センターです。沖縄県における健康バイオ関連の研究を行うインキュベート施設となっており、健康バイオ関連の研究を行うさまざまな企業が入居しています。
研究室はレンタルラボになっており、クリーンルームや低温実験室、高度な機器設備が共同施設として配置されています。
実証棟には、液体培養、固体培養等の実証室を完備。実証機器を用いた受託加工にも対応しています。分析機器・実証機器も充実しており、機能性に留意した研究開発センターです。
沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターでは、さまざまな受託加工や分析を行っています。主な加工内容は、以下の通りです。
試験培養受託では、パン酵母や乳酸菌、微生物など、食品に使用されている菌の培養に対応しています。90Lタンクによる液体培養に対応しており、pHの調整等をモニタリングしながらの培養ができます。
90L・600Lのジャーファーメンターや培養タンク、ドラム式製麹装置、ディスク型遠心分離機など、実証機器が充実しています。高度な化学分析機も備えられており、基礎から実証まで広く対応可能です。さまざまな研究開発・受託加工・分析に対応できる設備が整っています。
トロピカルテクノプラスや沖縄県工業技術センターとも連携しており、企業の健康バイオに関連する研究開発を促進しています。
公式HPに記載がありませんでした。
複数の企業が入居し、健康バイオ関連の研究を行っている沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター。さまざまな実験・研究に対応できるように、充実した設備がそろっています。実証室には、培養タンクや分離機なども装備されており、幅広い分析や実証に対応可能です。微生物が生産する機能性成分を得るための菌体培養液の確保に利用できます。
培養槽 | 記載なし |
---|---|
設備 | ジャーファーメンター、培養タンク、ドラム式製麹装置、ディスク型遠心分離機 |
技術 | 液体培養 |
会社名 | 沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター |
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本社所在地 | 沖縄県うるま市州崎12-75 |
電話番号 | 098-934-8435 |
公式HP | https://www.ohbic.jp/ |
増加するハラール需要…
微生物培養受託会社の
取り組みや設備を特集!
食品事業で110年超の実績を誇る老舗メーカーが"ハラール専用"工場を稼働予定。
ハラール認証を目指す企業に向けた取り組みや充実の設備を紹介します。
ここでは、「目的に応じた強み」「対応の柔軟性」「一貫した生産体制」の3つのポイントを基準として選定した、微生物培養の受託会社を紹介。
2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社から、食品用や医薬品、化粧品の目的別に選定した3社を紹介します。
食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、長年培ってきたバイオ技術を活かし各種食品用微生物の培養に対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。
製造条件の検討段階でも受託でき、研究開発スタッフによる提案が受けられます。
また、試作の相談も可能で、納得できるまで改良に応じてくれるなど、要望に応じて柔軟な対応をしてくれます。
有機化学品の研究開発企業として、創薬の研究からプロセス開発、商品化までの全てのステージを支援しています。
培地や培養方法といった培養条件を提案するなど柔軟に対応。
培養条件が決まっていなくても、神戸天然物化学から提案が可能です。また、最大5,000Lまでスケールアップができるのも強み。
精製技術など様々な技術を統合して、独自の知見から幅広い要望に応える体制を構築しています。
60年以上にわたる、皮膚科学に基づく美容成分の研究で培った開発力と製薬技術を活かし、化粧品の製造から販売を行っています。
OEM・ODMまで幅広く相談が可能です。
植物や微生物など、さまざまな素材からの化粧品原料開発が可能です。
また、小ロットの依頼やオリジナル化粧品原料の開発から生産まで、幅広く対応できます。
選定条件:2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社を次のポイントで精査しています。
①目的に応じた強みがあるか
②対応の柔軟性
③OEMなど一貫したサービスを提供しているか
上記すべての条件を満たす会社のうち、以下の目的別に3社を選定しました。
・「食品用」の微生物培養:池田糖化工業・・・食品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、食品事業として最も創業が古く歴史が長い。
・「医薬品」の微生物培養:神戸天然物化学・・・・医薬品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で唯一、創薬研究からプロセス開発研究、医薬品のGMP製造まで、創薬の全工程において対応している。
・「化粧品」の微生物培養:三省製薬・・・化粧品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、唯一原料開発からOEM生産まで一貫してサポートしている。