としての強み
食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、各種食品用微生物の独自株や特殊条件の培養にも対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。
培養の受託会社には、一貫した生産体制やOEM対応などさまざまな体制があります。一貫した生産体制の場合は、生産におけるすべての工程が同じ工場で一貫して対応してもらえることが特徴です。OEMに対応している会社の場合も、依頼側にとって大きなメリットがあります。ここでは、OEMのメリットやデメリットについて解説するので、参考にしてみてください。
受託会社選びでは、目的に応じた強みがあるのかが重要です。このサイトでは、「食品用」「医薬品用」「化粧品用」と、微生物培養を3つの目的に分け、それぞれの分野で強みを持つ受託会社を紹介。 次のボタンから紹介ページが確認できますので、目的に合う受託会社選びにご活用ください。
培養受託において、OEMを依頼するメリットはいくつか挙げられます。
まずは、コスト面や品質管理を任せられることです。商品を自社で製造しないことから、工場や必要な設備を準備する必要がないので、依頼するコストのみとなります。そのため、自社ブランド製品の開発コストを削減できるでしょう。品質管理に必要な設備や技術などがない場合でも、製造できることは大きなメリットです。
また、開発や製造などの工程に必要な人的資源をカットすることも可能になります。自社に余分な人的コストがかからずに、自社ブランド製品が開発できます。さらに、開発のノウハウがなくても、知識や経験値の豊富な受託会社に任せられるので、品質の高い製造が実現できるでしょう。
このように、さまざまな観点から微生物培養を含めて、開発や製造のOEMを依頼するメリットは大きいといえるのです。
次のページでは、「食品用」「医薬品用」「化粧品用」それぞれの分野で強みを持つ受託会社を紹介しています。培養から加工までの一貫した受託や、開発から製造まで対応可能な受託会社も取り上げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
OEMは生産コストの削減やノウハウがなくても自社ブランドの製造ができるといったメリットがある一方で、デメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。
デメリットとして挙げられるのは、生産技術や製品開発に関する情報漏洩のリスクです。そのほかにも、自社の開発技術が育たないことや生産量が安定しないこと、利益の低さや競合化するリスクなどがあります。
これらのデメリットの中でも、情報漏洩のリスクについてはあらかじめ対策することが可能です。契約前の打ち合わせの段階で、契約形態や製造までの流れをしっかりと確認し、双方に認識がずれていないか、不審な点はないのか擦り合わせていきます。
契約後になって製造工程のミスや知的財産権に関するトラブルなどに発展することがないよう、この段階から信頼できるOEM会社であるのか見極めることが大切です。
製造委託の契約における"情報漏洩"について、どういった点に気をつければ良いのか、下記のページで詳しく解説しています。ぜひご確認ください。
増加するハラール需要…
微生物培養受託会社の
取り組みや設備を特集!
食品事業で110年超の実績を誇る老舗メーカーが"ハラール専用"工場を稼働予定。
ハラール認証を目指す企業に向けた取り組みや充実の設備を紹介します。
ここでは、「目的に応じた強み」「対応の柔軟性」「一貫した生産体制」の3つのポイントを基準として選定した、微生物培養の受託会社を紹介。
2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社から、食品用や医薬品、化粧品の目的別に選定した3社を紹介します。

食の中間原料メーカーとして110年以上の歴史と実績があり、各種食品用微生物の独自株や特殊条件の培養にも対応。
ハラール専用工場が稼働予定のため、海外展開を考えているメーカーの大量培養にも対応可能。
製造条件の検討段階でも受託でき、研究開発スタッフによる提案が受けられます。
また、試作の相談も可能で、納得できるまで改良に応じてくれるなど、要望に応じて柔軟な対応をしてくれます。

有機化学品の研究開発企業として、創薬の研究からプロセス開発、商品化までの全てのステージを支援しています。
培地や培養方法といった培養条件を提案するなど柔軟に対応。
培養条件が決まっていなくても、神戸天然物化学から提案が可能です。また、最大5,000Lまでスケールアップができるのも強み。
精製技術など様々な技術を統合して、独自の知見から幅広い要望に応える体制を構築しています。

60年以上にわたる、皮膚科学に基づく美容成分の研究で培った開発力と製薬技術を活かし、化粧品の製造から販売を行っています。
OEM・ODMまで幅広く相談が可能です。
植物や微生物など、さまざまな素材からの化粧品原料開発が可能です。
また、小ロットの依頼やオリジナル化粧品原料の開発から生産まで、幅広く対応できます。
選定条件:2023年7月21日時点、Googleで「微生物 培養受託」を検索した際に公式HPが表示された培養受託会社を次のポイントで精査しています。
①目的に応じた強みがあるか
②対応の柔軟性
③OEMなど一貫したサービスを提供しているか
上記すべての条件を満たす会社のうち、以下の目的別に3社を選定しました。
・「食品用」の微生物培養:池田糖化工業・・・食品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、食品事業として最も創業が古く歴史が長い。
・「医薬品」の微生物培養:神戸天然物化学・・・・医薬品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で唯一、創薬研究からプロセス開発研究、医薬品のGMP製造まで、創薬の全工程において対応している。
・「化粧品」の微生物培養:三省製薬・・・化粧品関連事業を中心に展開している微生物培養受託会社の中で、唯一原料開発からOEM生産まで一貫してサポートしている。